中古マンションを購入してリフォーム!購入時に注意したいポイント

中古マンションの中にはリフォームやリノベーション済みの物件もありますが、間取りや内装にこだわりたい方には、中古物件を購入してリフォームやリノベーションする方法がおすすめです。リフォーム・リノベーションすることで、ライフスタイルに合わせた内装にすることができます。


しかし、購入した後にリノベーションできる範囲が限られていることに気づいたり、マンションの価値が下がったりして後悔する場合もあるので注意が必要です。

そこで今回は、リフォームを前提に中古マンションを購入する際に注意すべきポイントをご紹介します。




■築年数はどのくらいの物件がお得なのか



中古マンションを購入する時にはみなさん築年数を気にされるかと思います。しかし、具体的にどのくらいの年数のマンションがよいのか、選ぶ基準がわからずに悩まれる方もいるのではないでしょうか。


日本の基準では新築マンションは購入された段階で中古マンションになり、玄関の鍵を回した時に資産価値が購入金額から2割下がるといわれています。その後、年々マンションの価値は下がっていき、10年〜15年で半分程度になってしまいます。そして、築20年で価格の下落が安定し30年以降はほぼ変わらなくなります。


例えば築年数が5年のマンションは新築に近い状態で良い物件にみえますが、購入時から価値が大幅に下がる可能性があります。資産価値の目減りが大きく、さらにリフォームで新築同様にできることを考えても築年数の浅い物件はお得とは言えないでしょう。


そこでリフォームを前提に中古マンションを購入する場合は、資産価値の下落が落ち着く築20年を目安にするのがおすすめです。資産価値が短期間で大きく減ることもなく、安心して購入できます。




■耐震面でも安心!2001年以降に建てられたマンション



地震の多い日本では、住宅購入時に耐震強度のチェックが欠かせません。1981年に建築基準法で耐震基準が改正され、震度6〜7程度の大規模地震でも倒壊しない強度が義務づけられました。そのため、この新耐震基準で建てられているかどうかを気にしている方は多くいらっしゃるかと思います。中古マンションの場合は、10年〜15年周期で大規模修繕が行われるので、その際に耐震補強がされているか確認しましょう。


さらに2000年に「住宅の品質確保の促進等に関する法律」が施工され、「住宅性能表示制度」が設けられました。地震に対する耐久性が耐震等級で比較できるようになったことから、2001年以降に建てられたマンションは耐震性を向上させた物件が多くなっています。




■共用部分の管理状態をチェック



次に共用部分の管理状態をチェックしてみましょう。内装は購入後に自由に変更できますが、エントランスや外の廊下など共用部分は自分で変えることができません。ゴミ置き場や自転車置き場、植え込みや掲示板がきれいに保たれているかなど、物件を見に行った際に確認しておきましょう。管理が行き届いているマンションは住むときに気持ちよく暮らせるだけでなく、売る時にも有利な条件になります。




■希望のリノベーションができるか確認をしよう


リフォームをしたい場合に必ず確認したいポイントが、マンションの構造です。マンションの建物構造には「壁式構造」と「ラーメン構造」の2つのタイプがあります。


建物を壁で支えている壁式構造では、室内に柱や梁がないのですっきりとした印象になります。ラーメン構造は柱と梁で建物を支える構造になるので、壁の位置にとらわれない自由な空間づくりができます。特に間取りの変更が必要なリノベーションをしたい場合はラーメン構造のマンションが適しています。


またキッチンのシンクの場所を変えたいなどの水まわりの位置変更には、給排水管が通っているパイプスペースの位置が重要になります。建物の構造やパイプスペースの位置などを把握しておき、思った通りにリノベーションできるのかを購入前に確認しておきましょう。



リフォームのマツバラでは、50年以上に渡ってマンション管理を行ってきた経験を元にマンションのリフォームを承っています。北河内地域を中心に、大阪府内でのリフォーム工事に対応可能です。中古マンションを購入してリフォームしたい、間取りから変更してリノベーションしたいという方は、お気軽にリフォームのマツバラまでご相談ください。


*****************************

リフォームのマツバラについてはこちらから

施工事例はこちらから

*****************************