「エアコンをずっとつけているのに、あまり効果が感じられない」といった経験はありませんか。「古い木造住宅は隙間風が入ってきて冷える」といわれるように、隙間ができて外からの空気が入り込んでしまっているケースもありますが、築年数が長い住宅では「そもそも断熱材が入っていない」「断熱材が劣化している」ということが原因の場合があります。
家を住みやすくしたいけれど、思い入れのある家を建て替えるのは抵抗があるという方もいらっしゃるでしょう。そこで今回は、住み慣れた家を建て替えずに快適で過ごしやすい家にできる「断熱リフォーム」についてご紹介します。
■断熱リフォームとは
断熱リフォームは、壁や床、外壁、屋根に断熱材や断熱パネルを入れることで、室内の熱が外に伝わらないようにする方法です。その他にも、断熱塗料を使って外壁や屋根を塗装したり、天井裏に断熱材を隙間なく敷きつめたりすることで断熱効果をアップできます。さらに、窓の隙間から空気が出入りするのを防ぐために、窓を二重窓や断熱性の高い窓ガラスにする方法も効果的です。
床下から断熱材を追加するだけなら1〜2日、床材の張り替えを同時に行う場合でも5日前後で工事できます。工法や施工する範囲によって期間や価格は変わるので、予算や希望する断熱効果を検討しながら工事内容を業者とよく相談するようにしましょう。
■断熱リフォームのメリット1.冷暖房効率が上がる
室内の温度を快適に保とうとエアコンをつけても、断熱効果の低い住宅ではなかなか設定温度にならず、エアコンがフル稼働し続けるため電気代がかかってしまいます。
床や壁、天井などを断熱リフォームすると熱を外に逃がさなくなるので、冷暖房の効率が上がります。さらに外気からの影響も少なくなるため、快適に過ごしながら光熱費を抑えられるのです。
■断熱リフォームのメリット2.病気のリスクを軽減
断熱のメリットは、過ごしやすい温度を保てるだけではありません。温度差のある環境は人の身体に負担をかけてしまうことがあるため、家の断熱対策をすることで病気のリスクを減らす効果も期待できます。
例えば、家の中の温度差をなくせば、急激な温度変化で生じるヒートショックの防止にも役立ちます。以前にも「本格的な寒さが訪れる前にヒートショック対策を!〜原因と対策法〜(https://matsubarakensetsu.jp/blog/reform/105015)」でご紹介しましたが、ヒートショックのリスクを軽減するためには、脱衣室や浴室をあたたかくする断熱リフォームが有効です。
さらに、家の中の温度差がなくなることで結露やカビの発生が抑えられます。断熱された家に引っ越したことで、アレルギーや喘息、咳や喉の痛みなどの発症率が改善したというデータもあるのです。
■冬が来る前に断熱対策を!
断熱リフォームは熱を逃がさないようにするため、冬場に工事するイメージを持たれている方もいらっしゃるようです。
急激な温度差で起こるヒートショックのピークは外気温が下がる12月・1月ですが、入浴中に心肺機能停止になる人は10月頃から増え始めます。冬になってからではなく、早めに対策をすることが大切です。
さらに、近年は地球温暖化の影響で猛暑が続いており、室内でも熱中症になる危険性があります。屋根や天井の断熱リフォームをすれば、夏の太陽による室内温度の上昇を抑えられるようになります。外の熱をカットすることで室内が過ごしやすくなり、熱中症の予防にも効果があるのです。
このように、断熱リフォームは1年中効果が期待できます。さまざまなリスクを減らすためにも、冬が来る前に断熱対策をするとよいでしょう。
リフォームのマツバラでは、断熱リフォームはもちろんのこと、北河内地域を中心に大阪府全域での内装リフォーム・外装リフォームの施工を承っております。断熱リフォームに興味を持たれた方は、リフォームのマツバラへお気軽にご相談ください。
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