外装リフォームとは?行うべき時期や内容、業者選びを解説

皆さんはご自宅の外装や外壁のリフォームについて、検討されたことはありますか?内装に比べて、外装のリフォームを検討されることは少ないかもしれません。屋外で日々風雨や紫外線にさらされている外装は、見た目よりもダメージを受けていることが多く、そのままにしておくと家の構造に関わる深刻なダメージを引き起こすこともあります。


そこで今回は、外装リフォームを行う時期の目安や、工事の内容、優良業者を見定めるための注意点についてご紹介いたします。




■外装リフォームとは?



外装リフォームとは、外壁だけでなく屋根のリフォームや、防水加工・耐震加工なども含んだ外観全体のリフォームの事をいいます。この記事では、その中でも特に外壁リフォームと屋根リフォームについて詳しくご紹介します。




■外壁リフォーム



外壁リフォームは、外壁の補修や塗料の塗り替え、張り替え等を行います。検討のタイミングは、耐用年数超過や色あせ、ひび割れ、藻やコケの発生などが見られたときがおすすめです。色あせ程度の劣化でも、防水機能が低下し支柱や壁から室内に雨がしみ込んでくる可能性があるので、定期的なチェックを行い異変が見つかったら早めに検討するとよいでしょう。具体的な外壁リフォームの種類は、以下の3つです。


外壁の補修工事

ひび割れや壁のシーリング劣化の手直しなどの修繕作業を行います。応急処置の意味合いが強く、3~5年に1度の補修が必要です。


外壁塗装工事

塗装の色あせ、はがれに対応する工事で、壁全体を塗装する場合は足場を組む必要があります。塗装の種類により価格や耐用年数に差があり、現在主流のシリコン系塗料は、約8~15年です。塗り直し塗装や補修にかかる費用を考えると、フッ素系塗料や特殊塗料など、耐用年数がより長い塗料でリフォームするのもおすすめです。


外壁新装工事

外壁材の劣化に伴い、外壁材全体に足場を組んで張り替える工事で、施工目安は20~30年に1度です。既存の壁をはがさずに、上から張る「カバー工事」なら、より安くリフォームできます。




■屋根リフォーム



外壁同様、屋根リフォームも塗装や葺き替え工事を行います。1年中日光にさらされ、風雨と紫外線から住居を守る屋根も、定期的なメンテナンスが必要です。瓦のずれや各素材の劣化など、DIYでの補修が難しい屋根リフォームは、まず専門業者に調査を依頼したうえで必要なリフォーム工事を決定するとよいでしょう。


屋根全体の塗装工事

屋根のダメージがそこまで大きくない場合、屋根を洗浄したあと新しく塗装してコーティングします。外壁と同様に、塗料は種類によって耐用年数が違うので、長期的なリフォーム計画に基づいた塗料選びが重要です。


屋根葺き替え工事

雨漏りするなど屋根材の劣化が激しい場合や、築20~30年を過ぎた場合、家の基本構造を守るために新しい屋根に替える工事が必要です。屋根材の下の防水シート、下地の木材から全て新しく差し替え、屋根全体を葺き替えます。


屋根カバー工事

既存の屋根をカバーするように、新しい屋根材を被せる工事です。屋根の解体をしないので、他の工事よりも費用が抑えられます。ただし、腐食やカビを放置してその上からカバーするとかえって劣化を早めてしまうので、工事前の丁寧な調査が必要です。


屋根の部分的な工事

瓦のずれなどの原因となる漆喰(しっくい)のメンテナンス、スレート屋根を固定する棟板金(むねばんきん)の交換雨樋(あまどい)交換などを行います。10~15年を目安に行いましょう。




■外装リフォームの成功のカギは優良な専門業者探し



外壁・屋根リフォームの成功の秘訣は、信頼できる専門業者を見つけることです。


入念な調査に基づいて見積りをしてくれるか、丁寧な説明や質問への回答があるか、契約締結を急がせずにこちらの話を聞いてくれるかなど、業者の姿勢をチェックしたうえで信頼できそうな専門業者に依頼しましょう。

また、自然災害で外装リフォームをお考えの方は、火災保険が適用されることがあります。契約している保険会社に一度問い合わせてみましょう。



リフォームのマツバラでは北河内地域を中心に、大阪府全域で外装リフォームの施工を承っております。まずは小さなご相談や見積もりからでも構いません。屋根や外壁の件でお困りの方やリフォームをご検討中の方は、ぜひお気軽にご連絡ください。